エクストラレッスンは、1960 年代、イギリスのシュタイナー学校の教師をしていたオードリー・マカレ ンが、学習に困難を抱える子ども達を助けるために開発し始めたもので、ルドルフ・シュタイナーの「全人 的な人間の発達という視点に立ったこどもの教育」に基づいています。こどもの幼少期の発達が、その後の 学習や行動そして振舞いにおける基礎を築くという視点に立っています。
エクストラレッスンでは、宇宙や自然界にあるフォルムの動き、重力と拮抗する床での動きを取り入れた エクソサイズや治癒的な働きのある水彩などを繰り返し行うことで、子どもたちのボディジオグラフィー(身体内認識)と空間認識を育て、感覚の統合を助け、子どもの意志を伸ばし、その能力と個性の開花を促 し、ホリステイックに子どもの困難に治癒をもたらします。
エクストラレッスンのアセスメントにより空間の把握や身体内認識の状況を把握し、個々に必要なエクササイズを選定して、持続的、リズミカルなレッスンに通い、家でのエクササイズを継続することを通じて、1年から3年で、0歳から7歳までの発達を取り戻し、神経系・筋肉・骨といった身体構造を変容して身体の器を創り直し、その人・その子どもが本来備え持ついのちの開花を促します。体幹がしっかりとし、器用になり、落ち着きが出て、目の輝きが増し、意志が育ちます。エクストラレッスン終了後、ますます伸び、自分らしい学びや活動が花開いていく子どもを見てきました。
このようなことでお困りの場合、エクストラレッスンは助けになります。
・特定の学習の面でその年齢の平均的なレベルを下回る。
・計算記号を混同する。
・左右の利き側が確定していない。
・読み、書き、計算の困難
・不器用である。
・文字の書き方がぎこちない、鏡文字、下からの書き順になる
・注意力が散漫である、ひとつの事に集中する期間が短い。
・特定の物事に極端にこだわる。
・整理整頓ができない、物を失くす。
・段取りがわからない、段取りが苦手
・遅刻や忘れ物が多い。
・体の動きがぎこちない、怪我をしやすい
・じっとしていられない、姿勢が制御できない
・バランスを欠く(よくこける)
・指示を覚えておけない、もしくは指示に従うことが難しい。
・感覚過敏(触覚、視覚、聴覚)
・過度に感情的、気分に大きなむらがある。
・社会的、心理的不安等、感情が不安定で社会交流の苦手さ
・すぐににイライラする、他人のせいにする、怒る、攻撃的、キレやすい。
・自尊心が低い。
・ADD、ADHD、ディスプラクシア(協調性運動障害)、
(読字障害)、聴覚難
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